設立趣旨


「京都市観光調査年報 平成16年」において、京都へ入洛する観光客数は4,554万人となり、当時、過去最高を記録しましたが、一方では交通渋滞や道が狭いなど、残念であるとのお声も多くありました。

私たちは、区民の安心安全な日常生活と、東山を訪れた観光客に安心して観光していただけるよう受け入れの環境を整えることや、リピーターが減退しかねない「観光・交通・環境」(3K)の課題を痛感し、その課題を解決していくためには、地域を主体とする組織が主体的に行動することが必要不可欠であると考えました。
 
平成17年、これらの課題を解決し、東山を更に魅力のあるまちにしていくため、地域の寺社、企業、団体等により構成する東山「観光・交通・環境」協力会議(通称:東山3K)の創設に到りました。

協力会員


協力会議は、「協力会員」によって構成されています。会議には、協力会員の代表による「評議員会」を設置し、更に評議員の中から選出された「理事会」が組織を代表して業務の執行にあたります。
 
設立当初       36団体(1個人を含む)
          (宗教団体13、商店街4、企業12、団体6、個人1)
 
令和元年10月現在  65団体
          (宗教団体15、商店街6、企業33、団体11)

設立に向けて


 
 東山の3K課題(観光・交通・環境)の解決など、魅力あふれるまちづくりを進めていくため、区内の寺社、企業、団体等で構成する東山「観光・交通・環境」協力会議が動き出します。平成17年9月26日に評議員会及び理事会、同月28日に設立総会を開催し、議長に六波羅蜜寺 川崎純性 山主が選任され、年度の事業内容等についての検討を行い、秋の観光シーズンとなる11月から観光客向けのトイレの貸出し、歩行者の安全を確保するための交通誘導員の配置などを実施することになりました。

 
東山「観光・交通・環境」協力会議 総会

 総会であいさつをする川崎議長

東山「観光・交通・環境」協力会議 協定書の締結
 

協定書の締結(左:後藤高台寺執事、中:大西清水寺執事長、右:東山区長)

東山「観光・交通・環境」協力会議 理事会・評議員会
 

理事会・評議員会の開催

 平成16年12月22日(京都新聞提供)
 平成17年 9月29日(京都新聞提供)